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●山のトイレマナー

山小屋などのトイレは維持費用が嵩むらしい。

山岳トイレには、チップの必要性を伝える張り紙もあったり、山小屋は水や電気がない場所にあることが多く、くみ取りも難しい。

このような事情で、マナーを守る様に訴えている。

そんな最近の山小屋のトイレ事情の記事があった。

登山客の多い山を中心に、環境配慮型トイレの設置が進んできたが、利用マナーの悪化から、適切に排せつ物を処理できない例が目立っている。

山岳シーズンが始まり、関係者はマナー向上を改めて訴えている。

富山県の立山にある一ノ越公衆トイレは土壌処理循環方式を採用している自処理槽内で微生物のカで汚物を分解・浄化し、トイレの洗浄水として再利用する仕組みだ。

便器にトイレットペーパーが入れられると分解が遅くなるため、使用済みペーパーの持ち帰りを呼びかけてきたが、徹底されていないという。

長野県の北アルプスにある大天井ヒュッテでは、便器に穴が2つある「便尿分離式トイレ」を取り入れている。

水分を分離することで、ヘリコプターで搬出する排せつ物を軽くするのが目的だが、間違った使い方をする人が後を絶たず、効果が薄れている。

山の自然を守る活動をしているNPO法人「山のECHO(エコー)」は、 「山岳トイレは、汚物の処理技術が改良され、故障も減り、においも抑えられるなど快適になってきた。

適切な状態で保つには、利用マナーを守ることが大切だ」と話す。

環境省が昨年、新しい環境対策技術を採用している山岳トイレの管理者にアンケートを行ったところ、回答件数65件中、45件で何らかのトラブルが発生。

トラブルのうち8件は、利用者のマナーが原因だった。

ヘリコプターの費用や維持管理費に充てるため、チップ(協力金)制にしている山岳トイレも多いが、チップ額は年々減少しているという。

北アルプス山小屋交友会会は「トイレの改善が進み、かえってありがたみ」が薄れてきたようだ。

新たに登山を楽しみ始めた人も、山の環境に関心を持って、協力してほしい」と話す。